News

種子島でH-IIAロケット44号機の組み立て作業が進行中

H-IIAロケット44号機の組み立て

10月25日に予定されているみちびき初号機後継機の打ち上げに向け、JAXA種子島宇宙センターにある大型ロケット組立棟では、H-IIAロケット44号機の機体の組み立て作業が行われています。44号機の機体構成は、コア機体(エンジンを含む第1段・第2段機体)に固体ロケットブースタ(SRB-A)を2本搭載したH-IIA202型です。コア機体の上に衛星フェアリング(衛星を保護するロケット先端部分の部材)を取り付けると、ロケットの全長(高さ)は約53mになります。
また、第2段機体の中央部には、内閣府のロゴマークと文字の上に「みちびき初号機後継機及び5~7号機打上げ用ロゴマーク」が大きく配置されています。このロゴマークは、みちびきとQZSSの文字の周囲を7つ星が取り巻くデザインにより、7機体制がもたらす安全で豊かな近未来社会の実現に向けて着実に進むイメージを表現しています。

コア機体の結合作業(吊り上げた第2段機体を第1段の上に搭載する)

H-IIAロケット44号機の組み立て
H-IIAロケット44号機の組み立て

SRB-Aを吊り上げてコア機体の脇に取り付ける

H-IIAロケット44号機の組み立て
H-IIAロケット44号機の組み立て

更新日:2021年10月19日

[関連リンク]